ペットと暮らす人の「もしも」への備え|災害・入院の前に決めておきたいこと
大切な犬や猫と暮らしているからこそ、元気な今のうちに「もしも」を考えておくことが大切です。
地震や台風などの災害だけでなく、飼い主自身の突然の入院や事故によって、一時的にペットのお世話ができなくなる可能性もあります。
今回は、そんなときに慌てないために、事前に決めておきたいことをまとめます。
まず「誰にお願いするか」を決める
家族と一緒に暮らしていても、災害や事故が起きたときに全員が自宅にいるとは限りません。
特に一人暮らしの場合は、自分がすぐに帰宅できなくなったとき、誰がペットの様子を確認するのかを決めておくことが大切です。
お願いする人を決めたら、必要な情報も一緒に共有しておきましょう。
自宅への入り方、ごはんの場所、ペットの性格、かかりつけ動物病院などが分かっていれば、緊急時にも対応してもらいやすくなります。
ペットの情報を1か所にまとめておく
飼い主にとっては当たり前のことでも、初めてお世話をする人には分からないことがたくさんあります。
緊急時に必要な情報は、家族や預け先の人がすぐ確認できる形にしておきましょう。
- 名前・年齢・性別
- 普段食べているフードと1回の量
- 食事の時間
- 薬や持病の有無
- かかりつけ動物病院
- 性格や苦手なこと
- 散歩やトイレの習慣
- 緊急時の連絡先
薬を飲んでいる場合は、薬の名前だけではなく「いつ・何錠飲ませるのか」まで分かるようにしておくと安心です。
フードや薬を少し多めに備えておく
災害が起きると、ペット用品をすぐに購入できない可能性があります。
普段食べ慣れているフードや水、トイレ用品、必要な薬などは、日頃から余裕を持って備えておきましょう。
キャリーや避難用品も確認しておく
猫の場合、普段使っていないキャリーに突然入れようとしても、怖がって逃げてしまうことがあります。
犬の場合も、避難するときにはリードやハーネスなどが必要になります。
キャリーを普段から室内に置いて慣らすなど、「持っているだけ」ではなく、必要なときにすぐ使える状態にしておくことが大切です。
飼い主が入院した場合の預け先も考える
「もしも」は災害だけではありません。
飼い主自身が突然入院したり、事故によってしばらく自宅へ戻れなくなったりすることもあります。
数日間お願いできる人と、長期間になった場合にお願いできる人を考えておくと、より現実的な備えになります。
Q&A|ペットとの「もしも」に備える
Q. 一人暮らしの場合、最初に何を決めればいい?
自分が帰宅できなくなったときに、ペットの様子を確認してくれる人を決めることから始めましょう。そのうえで、自宅への入り方やフード、動物病院などの情報を共有しておくと安心です。
Q. 防災用品はどこに置いておけばいい?
緊急時にすぐ取り出せる場所がおすすめです。キャリーの近くに必要な物をまとめておくと、避難するときにも動きやすくなります。
「もしも」の備えは、特別なことを一度に全部する必要はありません。
預け先を決める、ペットの情報をまとめる、フードを少し多めに備える。できることから一つずつ準備しておくことが、大切な家族を守ることにつながります。




